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うたのつぶ

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現代に甦る「短歌・俳句・詩歌」の言霊 “ことのは”
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#俳句

黄金率の里山

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 子高い丘の頂上には松の木がその体をひねりながら天に伸び…

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夏目漱石著 『 草枕 』 にみる余白の言語化作用

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 文学者でもない素人の私がこの場で小説について述べること…

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『貫之集』にみる平安の世界 巻一・一から三二迄の選

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 紀貫之は平安時代に活躍した歌人である。身分は決して恵ま…

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国士の威厳

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 春深き此のよき日に、往く人の頭上は淡紅や純白に華やい…

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月下の里

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 嗚呼、この時世に夜空を眺めて思索に耽ることは、果たし…

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短歌にみる一期一会の奇跡

執筆:ラボラトリオ研究員  七沢 嶺 令和二年四月、山梨県は桃の花が満開である。桃は、その…

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文学と健康

執筆:ラボラトリオ研究員  七沢 嶺 私はひとつの仮説を立てる。それは風に揺られる一本の葦のように弱い仮説である。一文と一文の間に因果関係の科学的根拠のみられない私個人の感想という程度の思想的なものである。もし、すでに似たような仮説や実証がなされているのであれば、それに倣いたい。私の隙だらけの文章から、あらゆる反証可能性を提示し、私の思想が信仰にならず、紙一重で科学的仮説の範疇であることを期待している。また、文学の初学者である私の独断と偏見や、事前調査をしていない怠惰・不手

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現代俳句と時空の座

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 俳句というと「古い」印象があるだろうか。古語と現代語…

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風土感覚の宿るとき

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺     木を眺めると同時に   木からも   眺められて…

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歌人・紀貫之と近代俳句論

執筆:ラボラトリオ研究員  七沢 嶺 貫之は下手な歌よみにて、古今集はくだらぬ集に之有り候…

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『春の馬』 にみる詩性

執筆:ラボラトリオ研究員  七沢 嶺 歩みつつ歩幅を探す春の馬  林 亮 厳しい冬を越え、…

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文化に通底する銀河の漣

執筆:ラボラトリオ研究員  七沢 嶺 私は、銀河の中心にいて、その漣に触れたのである。まる…

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明治天皇御製にみる明治二十九年の桜

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 三月は、冬の厳しさから開放される季節である。心弾むと…

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甲斐国の俳人・飯田蛇笏氏の句にみる山国の美 〈後編〉

執筆:ラボラトリオ研究員 七沢 嶺 前編に引き続き、飯田蛇笏氏の句を紹介したい。山や大空、花という自然を氏がどのような感性で捉えているのかに触れ、皆様の心に一時の安らぎをもたらすことができれば幸いである。   春山や鳶の高さを見て憩ふ 大意:春の山がある。鳶が天高く舞っている。私はそれをみて、ゆったりとくつろいでいる。詠み手のこころが、春の長閑で雄大な自然と共鳴しているようである。 春の山と天空の鳶の距離感が、この句を壮大なものにしている。鳶というと、私は川端茅舎の句

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