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21世紀のコミュニケーションツール。 意識進化を加速させる、高速学習システムとしての言霊言語の可能性。その2

執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰

言霊を電磁波にのせて脳へ作用させる、
「意識的電磁場」とは何か?

ロゴストロン周波数の微電磁波が視聴覚野を経由することなく、大脳皮質に作用しうるのか。この問いかけに対しては、「量子進化<脳と進化の謎を量子力学が解く>」を著したジョンジョー・マクファデン氏の「意識的電磁場」論を引用したい。以下に引用する。

引用①
脳内には、非常によい波動力学系が存在する。それは電磁場である。あらゆる電気的現象は、電磁場の発生を伴う。意識的な電磁場とは脳を意味し、その脳と直接相互作用させる双方向コミュニケーションを実現できるかもしれない。
つまり、"外部から脳の電磁場へ働きかけるには、磁場を体組織と強く結合させることがポイントになる”と示唆したのである。さらに比較的弱い外部電磁界がニューロンの動作に影響することを示唆する証拠もたくさんある。

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出典:http://kohopr.hatenablog.jp/entry/2014/05/29/164808

引用②
モルモットと亀の脳の断片は、1メートルあたり数ボルトという低い外部電磁場にも応答することが示された。単離されたニューロンも弱い電場、及び磁場に応答できた。知覚刺激によって生体脳に生じる誘発電位は、通常、これらの実験に用いられた比較的弱い磁場よりも強い。ニューロン発火パターンが外部の場によって変更されるのなら、それは脳自体の場にも調節されるはずだ。また、外部の場が、動物および人間の脳活動に影響することも示されている。

引用③ 
ワシントン大学のアンリ・レイと共同開発者は、マイクロ波周波数の放射にさらされたラットが迷路の出口を見つけにくくなることを示した。シアトルの神経科学メディカルセンターのC・Kシュウ、およびアーサー・ガイは、マイクロ波放射がラットの知覚聴覚反応を誘導できうることを示し、他にも多くの研究によって、電磁場に対する露出が実験動物の神経伝達物質放出を変えうることが見いだされた、と述べている。

引用④
もし外部の電磁場がニューロン発火をかき乱すことができるのなら、脳自体の電磁場も同様に、ニューロン発火を変更できると結論づけてもいいのではないか。
ニューロンの活動によって生じた意識的電磁場が、フィードバックしてニューロンの発火に影響を与えることによって我々の行動を意識的に意図できるようにする。
多くの認知学者や哲学者は、このフィードバックを意識にとって非常に重要なものと考えている。人間は自動人形ではない。我々の「意識的電磁場」は、量子測定を利用して脳内の粒子を動かし、我々が自由意志と呼ぶ現象を与えてくれる、と述べている。
 多くの認知学者や哲学者は、このフィードバックを意識にとって非常に重要なものと考えている。人間は自動人形ではない。

近代言霊学が発見した、
布斗麻邇「五十音図」の階層構造。

日本語が、ほかの多くの国の言語と違っていることに日本人自身が気づいたのは、明治以降のことである。ラテン文字のアルファベットで日本語を表記するローマ字が、明治期に普及してきたことから、五十音が母音と子音による整然とした階層構造を持っていること。また他言語との比較から、日本語の母音が澄んだ響きを持つことに気づいたのである。

その気づきは、言霊学に大きな変化をもたらすことになった。言霊学では言葉そのものに宿る力を探求しているが、江戸時代までの言霊学はその力を論理的に説明できず、明治~大正期に活躍した神道家による言霊学もその多くは情緒的に過ぎるものだった。それは、彼らの言霊学には五十音を階層的にとらえる視点が欠けていたからである。

五十音図が現在の配列になったのは室町時代のことであり、サンスクリット語の音韻学(悉曇学)を参考に整理されたと考えられている。しかし、ローマ字が入ってくるまでは、その五十音図が子音と母音による階層構造を持つことに誰も気づくことがなかった。日本語とローマ字との出会いは母音言語と子音言語との出会いでもあり、それは言霊学の重大な転換点となった。

それまで日本には子音そのものを表す文字はなかったため、ローマ字のアルファベットを通して初めて子音の存在に気がついたのだった子音と母音の組み合わせによって五十音が生まれることから、近代の言霊学では、一般にいう子音のことを「父韻」と呼び、その父韻と母音の組み合わせで生じる音声を「子音」と呼んでいる。つまり、父と母が交わって子ができるというアナロジーであり、そして、この父韻という概念から、近代の言霊学に階層性が持ち込まれることになった。

◆五十音図サンスクリット語ローマ字読み(左)、カナ読み(右)

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サンスクリット語のカナ読みは、悉曇学(サンスクリット語の音韻学)を学んだ明覚が著した「反音作法」に五十音図を用いて正しい字音を導き出す方法が説かれている。そして、サンスクリット語のローマ字読みは、山腰明將氏、小笠原孝次氏によって、さらにアルファベット表音文字によって記されるようになった。(→その3に続く)

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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】

◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎〈作成論文&レポート〉
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎〈開発システム〉
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としての
  カナ漢字置換装置・JCN〈愛(ai)〉
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎〈出願特許〉
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎〈取得特許〉
 「TAO時計装置」(米国特許)、
 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等

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