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脱マトリックス!理論と実践2021 (最終回)

執筆:いち あまね

この時代の人類の進化の方向性として、はっきりとこの世界の仕組みを理解した上で、マトリックス空間を抜け出し、自分を超え、人間を超え、無限の可能性を発揮するクリエイターとして生きること。

そのための情報をお伝えしてきました。

言霊という、あらゆる現実を創発するフレームを自由自在に使いこなすためには、自分自身が気づかないうちに生み出してしまう感情や思考のパターンの罠に陥らず、自身のアイデンティティをもゼロ化し、常に中今に接続することが鍵になります。

一方で、身体を持ち、五感と脳のシステムでこの世界を認識している限りは、日々祓っても祓っても、オートメーションで感情や思考が走り出し、外的世界とのコミュニケーションによって、ゼロであり無限である自らを見えなくさせるアイデンティティ(マスク)を、気づかぬまま身に付けてしまうことになります。

このマトリックス空間を生きるための基本的なセッティングとして、私たちは、根本に「分離」意識を持っています。

真実として、ゼロと無限、無と有を行き来し、分離できない一つである「0=∞=1」が、この世界の理でありますが、身体を持って出会い、様々な経験をし、学び、進化するためには、「自分」と「他人」「他物」を区別する必要があります。

そのために誰もが持っている「分離」意識は、決して悪いものではありませんが、分離の世界だけに生きてしまうと、傷つき、ジャッジし、偽りのマスクを生き、自分の可能性を過小評価し、孤独に陥っていきます。

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一方で、真実の世界を知り、自らも万物も全てがひとつであり、絶対的であることを前提にした上で、あえて、分離し、経験しているのが自分だということが認識できていれば、感情に踊らされることなく、様々な経験を客観視し、中心に軸を持ちながら、適切にマスクを活用し、無限の可能性を持った大いなる自己として、繋がりの中で人生をクリエイトすることができます。

私自身、医師であり、多くの患者さんや不調を抱える人たちの身体と心を観察してきました。身体の不調や病気の根源を突き詰めると、結局は分離意識に基づいた、認識の歪みが生み出した、誤った自己認識、凝り固まった信念、蓄積した感情を発見することができます。

自己の中心軸がずれることによるホメオスターシスの乱れは、自律神経やホルモン分泌、免疫システムを通じて末梢に影響を与え、筋肉の凝りや血流障害、機能不全の原因になります。

多くの人の意識は、自己を顧みず、外側の世界に向いていますが、自己の身体を観察し、少しの違和感や不調、そしてその蓄積として病気が起こったときに、見逃さず、無視せず、しっかりと向き合うことが大切です。

不調や病気からの解放と同時に、本来の無限の自己を取り戻すための大切なプロセスになります。

時代的には、もはや苦行の時代は終わりではないかと思います。

意識の変化は一瞬で起こります。

アナログとデジタルを賢明に遣いこなしながら、無限のクリエイティビティを発揮する言霊遣いとして現実を創発していくことを、デフォルトの生き方として。

そして、そのクリエイター達の連携によって、新しい人類史と地球史を紡いでいきたいと思うのです。

おかしな世の中ですが、地球全体に起きている現象も、これまでの人間の集合意識を見直すきっかけになると思えば、進化のきっかけです。

ここから、共に進化し、共に創造していけたら幸いです。

(終)

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【いち あまね プロフィール】
医師・認定産業医・文筆家
米国IBA認定・ボディトークプラクティショナー
国立大学医学部医学科卒

出口王仁三郎が霊山として、邸宅を構えた岡山県熊山遺跡の麓に生まれる。
某大学病院糖尿病代謝内分泌科を経て、臨床医として最新のバイオロジカル医療・予防医療から在宅・看取り医療まで幅広く臨床経験を積みながら、個々の病気の根本原因やより良き生と死に向き合ってきた。
究極のヘルスケアは、人類の進化であると捉え、最新の分子整合栄養療法・バイオロジカル医療から常在細菌学、生命科学、意識科学、理論数学、物理学、哲学などを統合した視点で、医療とヘルスケアの次元上昇を目指している。
薬を処方する代わりに、情報空間へのアプローチとして、情報を処方することを天職と捉え、書籍やメディアなどで情報を発信している。


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