見出し画像

脱マトリックス!人間を超えて現実世界を創造する理論と実践2020 (vol.3)

執筆:いち  あまね


この時代の人類の進化の方向性として、はっきりとこの世界の仕組みを理解した上で、マトリックス空間を抜け出し、自分を超え、人間を超え、無限の可能性を発揮するクリエイターとして生きること。

そのための情報をお伝えしていきます。

無限の可能性を持った本質を覆い隠す「マスク」

前回は、人間が知らず知らずのうちに身に付けてしまっている、「マスク」についてお話ししました。
誰もが、無限の可能性を持った「多能性幹細胞」であるはずなのに、その本質を覆い隠してしまうマスクをたくさん作ってしまい、本質を見失ってしまうのですね。

さて、そのマスクは、万人が身に付けます。
それは、人間というアバターの基本的なセッティングがあるからです。

それを理解すれば、自分のことも他人のこともよく分かり、自分とも他人とも仲良くすることができるようになります。


五感という情報入力端子

まずは、私たちが世界とどのように出会っているかを知る必要があります。

赤ちゃんとしてこの世界に生まれた時から、人は、五感を使って、このマトリックス世界の情報をインプットしています。

・視覚
・聴覚
・触覚
・嗅覚
・味覚

これらは、末梢から脳に繋がる感覚ニューロンで、コンピューターの情報入力端子のようなものです。
脳というコンピューターの中枢に接続された情報入力端子は、五感の刺激を通して、この世界の情報を中枢にインプットします。


五感は真実を見せない

人間は、五感を通してしか、世界に出会えません。
五感を通して感じられる世界が、全てだと思い込みます。

目を開くと、自分と自分以外に分離した世界が広がり、その世界を当たり前の世界として、ゲームを始めます。

最初は、自分と母親、自分と外側の世界の境界線を知らず、分離という感覚のない赤ちゃんも、肌で母親と触れ合い、アイコンタクトをし、自分に話しかける優しい音を聞き、自分の体の外側にある様々なものを口に放り込んで舐めまわしながら、五感を通じて、自分と自分の外側の世界にある他者や他物とを、区別し始めます。

画像2

その行為を通じて、「自分とは何か」というアイデンティティを身に付け、条件や状況によって複数のマスクとしてのアイデンティティを作っていきます。

それは、決して、悪いことではありません。
全てが自分であれば、何の出会いも刺激もなく、進化は起きません。
ですから、このマトリックス空間で様々な出会いをし、経験をし、進化するために、このシステムは必要なのです。

ただし、真実ではなく、あくまでも「現世(うつしよ)」の幻影です。


真実の世界は五感を超えたところにある

真実の世界は、五感では感じることはできません。

五感がインプットできるのは、部分的な情報です。
例えば、人には、可視域、可聴域があります。

可視域は、400nmから800nm。紫から赤で、それを超えた範囲は、紫外線や赤外線です。
可聴域は、20Hzから20kHz。

例外的に、目に見えない周波数を見たり聴いたりできる人もいますが、概ね人間のセッティングはこのようなものです。
この周波数は、動物によって違いますから、人間が見ている世界と、昆虫やペットの犬、鳥が見ている世界は全く違います。


脳というコンピューター中枢の処理も真実を隠す

さらに、脳の中枢コンピューターによって、ますます真実は感じられなくなります。

例えば、言語。
幼少期に聴く言語によって、「言語」として脳が認識する範囲が違ってしまいます。
日本語は125Hz~1500Hzくらいの間で、イギリス英語は2000Hz~12000Hzくらいだと言われており、幼少期にその周波数域を「言語」、それ以外は「環境の音」や「雑音」と処理してしまうようになります。
ですから、どんなに大人になってから頑張っても、美しいイギリス英語を日本語圏で育った人が正確に聴きとることは、とても難しいとされています。

スクリーンショット 2020-06-25 11.31.05

その他の感覚についても、感覚そのものを感じているのでもなく、脳で処理を行った結果を、私たちは感じています。
ですから、さらに真実からはかけ離れてしまいます。

人間が見ている世界は、五感情報をもとに、脳が作り出した幻影であり、まさにマトリックス空間なのです。
これについて、詳しくはまた後にお伝えします。


五感を超えた世界とは?

五感を超えた世界とは、映画『マトリックス』で、主人公ネオが覚醒した時にみるようなデジタル信号の世界です。
このマトリックス空間は、情報ソースがあり、そこに書かれた情報信号を元に作られています。

全て違った素材でできているかに見える世界のあらゆる要素は、全て、細かく分解すれば、分子、原子、素粒子。最近では、ヒモ、膜…と言った同じ素材でできており、分離もしていません。

素粒子レベルになると、人が観察する際には「粒子」として形をなしていますが、観ていない時には、「波動」として形なき状態になります。

マトリックス空間は、人が五感を通して、観て、感じるからこのような世界の体をなしていますが、真実は、ただの情報であり、その情報のソースは全てひとつです。

ただし、その世界には色もなく、出会いもありません。
だから、美しい世界を見たい、出会いたい、感じたい!その意思が、このマトリックス世界を生んだと言えます。

とは言え、人間の生きる苦しみを生むのもまた、マトリックス空間です。

この世界の仕組みを知り、五感を超え全てが繋がった無限の世界も知りながら、自由に世界を創造できるクリエイターとなり、この美しいマトリックス空間を生きること。

高い次元には、低い次元も全て含んでいますから、今の自分がより拡張し、自由で豊かになります。

(つづく)

・・・・・・・・・・

【いち あまね プロフィール】
医師・認定産業医・文筆家米国IBA認定・ボディトークプラクティショナー
国立大学医学部医学科卒出口王仁三郎が霊山として、邸宅を構えた岡山県熊山遺跡の麓に生まれる。
某大学病院糖尿病代謝内分泌科を経て、臨床医として最新のバイオロジカル医療・予防医療から在宅・看取り医療まで幅広く臨床経験を積みながら、個々の病気の根本原因やより良き生と死に向き合ってきた。
究極のヘルスケアは、人類の進化であると捉え、最新の分子整合栄養療法・バイオロジカル医療から常在細菌学、生命科学、意識科学、理論数学、物理学、哲学などを統合した視点で、医療とヘルスケアの次元上昇を目指している。
薬を処方する代わりに、情報空間へのアプローチとして、情報を処方することを天職と捉え、書籍やメディアなどで情報を発信している。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

この記事は素晴らしい!面白い!と感じましたら、サポートをいただけますと幸いです。いただいたサポートはParoleの活動費に充てさせていただきます。

やったー!
21
ラボラトリオでは、人類の進化発展に寄与できる文章を作成し、それを“言霊”として実現できるレベルに高めてまいります。 そうした思考実験の過程をご紹介させて頂くと共に、言葉や思考を生み出す元となる“概念”がいかなるものか、これまでオープンにしてこなかった情報を含めて公開していきます。

こちらでもピックアップされています

やそマガジン
やそマガジン
  • 114本

やそとは八十。すなわち“すべて”の意。ラボラトリオ研究員たちの本音がここに。