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マスク高騰について考察してみた

執筆:ラボラトリオ研究員  久善

今、マスク高騰で色々話題になっていますが
僕も一時期、転売を生業としている組織に所属していたことがあるので
その時の経験も踏まえつつ、
今回のマスク高騰について考察してみたいと思います。

先に結論として
マスク高騰のような商売の仕方というのは
僕はやりたくないですし、長続きしないと思っています。

転売は悪なのか

じゃあ、転売行為は悪なのかという事を考えると
僕は、転売自体が悪いとは思っていません。

地域によって需要と供給の差はあって
その地域で売れ残っているものが、
ほかの地域で需要があったりというのは結構あるし

知名度がそこまで高くないお店なども
そこに欲しいものがあると思われていないので
商品は眠ってしまっています。

そういったお店から商品を購入して
別の場所で販売する

商品も、結局使われなければ
存在しないことと同じですから
こういうのはぜんぜんありだと思うのです。

また、ジャンク品を修理して
使えるようにして転売する
という事をしてる人もいます。

メーカーからしてみれば、微妙なところかもしれませんが
これも需要があることですし
こういった転売も僕はいいと思っています。

転売の闇

逆に、転売業界にいたので、転売の闇の部分というか
個人的にそれってどうなの、と思うようなことも結構見てきました。

たとえば
アイコスなどの電子タバコ。

これを、輸送している車を追いかけて
納品されたものをすぐに買い占めていく
ということを実際にやったりしていました。

また、ゲーム機本体と連動して遊べる
任天堂のアミーボという商品。

これも、出た当初はすごい人気で
転売屋が買い占める
という行為が行われていました。

こういった、本来その地域でも必要としている人がいるのに
お金儲けのために買い占めてしまう

という行為は
個人的には協力したいと思わないし
その人のお店を人にも勧められないです。

ただ、「お金のために」という目的なら賛同はできないのですが
もっと深い意図がある場合は仕方ないのかなとも思うわけです。

が、転売に関して言うと
そこまで深い意図があってやっているのは
ほぼ見たことがないので、
そういう点でも微妙なところですね。

こういったこと諸々を踏まえつつ
マスクの話に戻りますと

今のマスクの高騰は
大半の出品者は、お金儲けのためだけでやっているのではないでしょうか

なので
僕はやりたくないですし、長続きしないと思っています。

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きれいごとかもしれませんが
結局のところ、
何のためにそれをやっているか
というところに尽きると思うのです。

ちなみに、
江戸時代に「財宝速蓄伝」という
いわば、自分がもうかればそれでいい
というようなノウハウが結構売れたんだそうです(笑)

そして、当然のように
これを実践していた人たちは
どんどん消えていったのだとか。。。

「仕事」と「ビジネス」はちょっと違います。

日本人は、仕事→商人「道」としてやってきて
結果だけでなく、過程も大事にしています。
その結果、
世界で一番老舗数が多い国となりました。

ウィキペディア情報によると
世界で創業200年以上の企業は5586社(41カ国)で、
このうち第一位が日本で3146社(56%)
と断トツです。

老舗とは
長く愛されている企業
長く選ばれている企業
です。

そこには当然
なぜ愛されているのか、
なぜ選ばれるのか
秘訣があります。

そして、これは
長く続いている国「日本」も同様です。

もちろん、いろんな国がありますが
それぞれの国に素晴らしいところは沢山あります。

でも、それは日本だってそうなのです。

そして、繁栄し続ける
という意味においては、
ほかの国よりも断トツで素晴らしいものを持っているはずです。

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ですが、残念ながら
今の日本人は、そういった素晴らしいものを
忘れてしまっているような気がするのです。

これは敗戦のあとの、諸々の影響が大きいかとは思いますが
今の世の中、
本当の意味での日本人らしさを思い出し

そして、オリンピックもありますから
日本の良さを存分に発揮して
海外の人たちにも喜んでもらい

自分たちもやりがいを感じ
公の楽しさを知り
自然とそれが当たり前となる

という事を目指していくのが大事なのかもしれませんね。

最後に、商人道を語る上では欠かせない
石田梅岩のことばで締めたいと思います

「真の商人は、先も立ち、我も立つことを思うなり」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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【久善 プロフィール】
子どものころ、地元で神楽を学ぶなかで神話にも触れる。
社会人になり、航空機整備会社に就職。
この頃、斎藤一人さんの書籍に出会い、神という視点を通した生き方を学ぶ。
その後、ワープの講座に出会い、神道の深さを知る。
現在は、航空機整備の経験のおかげで、技術要員として採用していただき、
neten株式会社で製造・修理を担当。

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