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言霊量子論 その4

執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰

無名天地之始有名萬物之母

さて、今回の言霊量子論は、「言霊開眼」の5頁に記されている“母音(アオウエ)は陽子であり・半母音(ワヲウヱ)は中性子であり、父韻(チキミヒリニイシ)は電子であり、親音(イヰ)は中間子である”ということについてお話しをさせていただきます。

もちろん、ここで記されていることは、量子論と言霊論との類比的(アナロジー的)な表現方法であることは言うまでもありません。量子論は17種類の素粒子からなる陽子、中性子、中間子を原子核とし、その原子核をあたかも雲のように包み込む電子からなる原子を基本単位として、森羅万象の事物実体を形づくることを顕しています。そして言霊論は、母音4音・半母音4音と父韻8音と親音2音の感応同交により顕現する、子音32音を含む言霊50音を基本単位として森羅万象の事物実体を命名することを顕しています。

このことを老子は「道徳経」の第一章に “無名は天地の始め、有名は万物の母〟と説いています。

また「言霊百神」においては、

森羅万象が生まれるということは、その名ができるということである。事物実体はその名、すなわち言葉に存する。名は万物の母であり、言葉が万物存在の根拠である。人間が創造する文明の実体は言葉であり、文明の発展は言葉の発展である

と記されています。 

さらに「言霊百神」では、

天津神諸命(あまつかみもろもろのみこと)の修理固成(つくりかためなせ) の命令は、その天津神そのものである先天、天名(あな) に基づいて、宇宙空間のすべての要素の名を定め、その名の原理、すなわち原理の言葉をもって万物を命名し、その原理ある言葉を指導原理として国家、社会、世界を組織し建設し、経営せよという生命の命令である

とも記されています。

量子論においては、陽子と中性子と中間子と電子の4種類の粒子の組み合わせから118種類(2007年1月時点))の元素が構成され、この118種類の元素から私たちの肉体をも含む森羅万象の事物実体が創造されると述べられています。

さて、冒頭に“母音(アオウエ)は陽子であり、半母音(ワヲウヱは中性子)であり、父韻(チキミヒリニイシ) は電子であり、親音(イヰ)は中間子である”とお話しした類比性について、さらに述べてみたいと思います。

言霊論における母音・半母音は、量子論における陽子のごとく事物実体の核をなしています。量子論における電子は、言霊論における父韻のごとく事物実体の核である陽子と呼応結合し、元素、言霊論でいうところの子音を産出します。そして親音は、量子論における陽子と中性子を膠着させる中間子のように、母音・半母音、さらには父韻を結びつける「親(祖:おや)」としての働きを行います。人間が創造する文明の実体は言葉なのです。そしてその言葉が人間と人間のコミュニケーションを活性化するのです。人間と人間を産霊(むすび)つけるのです

言葉は空気を媒介して伝わると同時共時に、脳波エネルギーとして粒子として波動として脳と脳との間をダイレクトに伝播します。この脳波エネルギーこそが言霊子(ロゴストン)であり、その発信装置が人間の意識進化を加速させるロゴストロンシステムなのです。今回の言霊量子論は少し難しかったかもしれません。しかし小笠原先生が著された「言霊百神」、「言霊精義」、「言霊開眼」を紐解いていただければ腑に落ちていただけるものと確信しています。(つづく)

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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】

◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎〈作成論文&レポート〉
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎〈開発システム〉
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としての
  カナ漢字置換装置・JCN〈愛(ai)〉
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎〈出願特許〉
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎〈取得特許〉
 「TAO時計装置」(米国特許)、
 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等


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