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脱マトリックス!理論と実践2020 (vol.15):噛み合わせ(神合わせ)でネットワーク再接続

執筆:いち あまね


この時代の人類の進化の方向性として、はっきりとこの世界の仕組みを理解した上で、マトリックス空間を抜け出し、自分を超え、人間を超え、無限の可能性を発揮するクリエイターとして生きること。

そのための情報をお伝えしていきます。

細分化グセがある脳の認識

人の五感という入力端子脳というコンピューターを使った、このマトリックス世界の認識は、この世界を自と他に分断し、細分化することが得意ですが、認識の限界から、本質的には全て繋がった「分離なき一つの存在」 であることを認識することが不得意です。

そのため、人はあたかも、たった一人の力で生きているように勘違いして、孤独を感じます。でも、ひとたびマトリックス世界を飛び出すと、真実には、このマトリックス世界の全ては、一つのソースに繋がりながら、あらゆる細部も互いに絡み合い、影響し合うネットワークを形成していることが分かります。

五感と脳という認識システムに支配されている限り、人は、真実に無明な状態から逃れられません。マトリックスのシステムを理解して、真実に明るくなることは、マトリックスを自らが支配し、創造するクリエイティブな生き方を可能にします。


口は創造の器官で神の門

前回まで、意識の器である身体を整えるために、土とのネットワークを再接続し、土壌を改良することが大切である事をお伝えしました。

その首座は消化管です。土壌環境とは、つまり腸内環境であるに他なりませんが、実はその手前に重要な機関があります。それは他ならぬ、消化管の入り口である「口」です。

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口は言葉を発し、カオスから秩序を産み、実在を顕現するための創造の器官です。同時に、神の社としての人の身体の入り口としての役割を持つ、神聖な門です。

本来、消化管は、人のトーラス構造の中心を貫く一本軸であり、口からインプットし、肛門からアウトプットするという物質的な循環を生み出す、生命のオープンシステムを維持する中心的機関です。


消化管をギロチンにかけた医学と歯学

つまり、口から肛門までの一本の消化管は分断できない一連であり、かつ、口は大変に重要な器官なのですが、残念ながらその価値が軽視されています。

人間という脳のコンピューターの認識システムは、細分化してこの世界を分断したがるために、本質的なシステムを見失ってしまいます。その認識に基づいた学問が、この1本の消化管を首元でギロチンにかけてしまったのが問題です。

口は、歯科の専門領域。
喉から下は、医科の専門領域。

多くの医師は、口のことをよく知りませんから無視していますし、多くの歯科は、身体のことをよく知りませんから無視しています。学問が分断されてしまった事により、一連のシステムである消化管は分断されてしまい、食や腸内環境を重要視する人たちも、口を疎かにしていることがとても多いと感じます。


口から起こるシステムエラー

私は仕事柄、食育を重視する方々に向けて講演させて頂くことが多いのですが、口のことはほとんど意識の外という感じで放置されている方が本当に多いのです。「腸内環境が大事」「健康のために食事が大事」と言いながら、入り口である口腔内環境を無視して、口のケアを軽視してしまいます。

実は、口が放置されていることによって、人間のシステムエラーが起きていることがかなりあります。口にまつわる、「噛み合わせ」と「口腔内フローラ(細菌叢)」。この二つをしっかりと整えることは、身体という器を整え、意識進化のためにもとても重要です。

まずは、噛み合わせ(神合わせ)について、実体験を踏まえてお話ししたいと思います。


不眠!不整脈!痛み!

私自身、親知らずを抜いてからというもの、噛み合わせが崩れてしまい、大変悩んでいました。

右の奥歯が倒れ、右の切歯が乱杭になり、上手く噛み合っていないために、右の顎関節症になりました。そのため、首の歪みで肩こりが、胸椎の歪みで心臓神経叢を圧迫して不整脈が出て、左仙腸関節や股関節に痛みがあり、左の坐骨神経痛が出ていました。

交感神経が緊張して、一睡もできないほどの不眠が続き、呼吸ができず、頭は回らず、心は落ち込み、仕事がままならない状態でしたし、左下肢に痛みが出るために、運動もできないという悪循環でした。意識は常に自由なのに、身体が重たすぎてコントロールできず、身動きが取れない状態でした。

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ありとあらゆることをやってみましたが、どうにも難治で、これはきっと、どうにも動かすことができない噛み合わせから来ているのだろうと予想はしていました。しかし、矯正治療をする期間や労力を考えて、すっかり尻込みしておりました。

私自身、在宅の高齢者の診療で、歯が抜けたり噛み合わせが悪くなることで、姿勢や内臓が崩れてしまい、不調や痛みに悩み、歩行ができず、食事もできず、寝たきりになった方々が、歯を整えることで改善する現場を見てきました。しかし、その恐ろしさもすごさも十分に知っているにもかかわらず、自分ではどうしようもないという悩みがありました。


たった10分!噛み合わせ治療は神業

ある日、七沢研究所を発とうとタクシーを呼んだ時、隣にある七沢歯科医院から「ちょっと待って!」と大きく元気な声の女性がかけて来て、呼び止めてくださいました。

七沢賢治先生の奥様、七沢久子先生です。

一度ご挨拶をさせて頂いたものの、じっくりとお話ししたことはなかったのですが、ありがたいことに、久子先生も私とお話ししたいと思ってくださっていたとのことでした。

エネルギッシュな久子先生は、噛み合わせと言えば、日本にこの方しかいない!というほどの噛み合わせ治療の第一人者。私にご自分のやっておられる治療をパッションのまま、一気にお話ししてくださいました。

私から噛み合わせが元凶だとお話しすると、「今からすぐにやってあげるわよ!」とおっしゃり、ものの10分で、すっかり噛み合わせを整えてくださったのです。

まさに、神の業であります!


家族からも「別人」と言われて

Oリングテストも併用しながら、4本の歯の噛み合わせの悪いところを見つけ、当たっているところを少々削るだけ。痛みも全くなく、本当にあっという間なので、狐に摘まれたような気分になります。

ところが、その10分で、歪みが一気に整い、身体の軸が整い、しっかりと力が入り、交感神経モードから副交感神経モードに切り替わり、呼吸がしっかりと深くできるようになりました。

その後、医院の奥にある「なみのりふね」のベッドに横にならせていただきました。それまで数か月間、眠るのに難渋していたにも関わらず、心地よい音と振動に一瞬で寝落ちしてしまいました。

それから後、常にあった鉛のような身体の重さが全くなくなり、がしっかりとしたため、自分の不要なものと必要なものの取捨選択の判断も早くなりました。直観(直感)も冴え、滞っていた仕事が一気に進み出しました。

健康雑誌の体験談のようになってしまいましたが、この嘘のような本当の体験には、いつもしんどそうな私を間近でみていた家族も「別人だ」と本当に驚いています。


噛み合わせは全身に影響する

噛み合わせは、神合わせとも呼ばれるほど、身体を維持するために重要です。

歯の一本一本は、神経伝達によって脳の各領域に情報を送っているため、脳の働きに影響を与えます。繊細な舌や口腔の粘膜にある神経は、少々の突起が刺激になり、すぐにストレスを感じて交感神経モードになります。

噛み合わせが、前後左右に1mmでもずれると、骨格全体が重心のバランスを取ろうとして歪みが発生します。脊椎や骨盤、股関節・膝関節・足関節などの全てに歪みが出て、上部にある顎関節や頭蓋骨にもズレが生じます。
全身の骨格だけでなく、張り巡らされた神経を通じて、内臓や内分泌器官、脳の活動など一切に影響が出て、生命活動そのものがままならなくなります。

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身体の不具合だけでなく、感情、意識、すべてが歪んでしまいます。逆に、それを整えると、すべてのネットワークが再接続し、本来の自分の器が取り戻される感覚があります。

ようやく、器が整ったと、私自身、実体験を持って、噛み合わせの偉大さを実感したものです。自信のない皆様、ぜひ一度、噛み合わせ調整を受けてみられてはいかがでしょうか。

次回は、口腔内環境についてお伝えします。神社に入る前には、手水で必ず口を禊ぎますが、日本人は普段から口を十分に清められてない人が多いのです。


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【いち あまね プロフィール】
医師・認定産業医・文筆家
米国IBA認定・ボディトークプラクティショナー
国立大学医学部医学科卒

出口王仁三郎が霊山として、邸宅を構えた岡山県熊山遺跡の麓に生まれる。
某大学病院糖尿病代謝内分泌科を経て、臨床医として最新のバイオロジカル医療・予防医療から在宅・看取り医療まで幅広く臨床経験を積みながら、個々の病気の根本原因やより良き生と死に向き合ってきた。
究極のヘルスケアは、人類の進化であると捉え、最新の分子整合栄養療法・バイオロジカル医療から常在細菌学、生命科学、意識科学、理論数学、物理学、哲学などを統合した視点で、医療とヘルスケアの次元上昇を目指している。
薬を処方する代わりに、情報空間へのアプローチとして、情報を処方することを天職と捉え、書籍やメディアなどで情報を発信している。



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