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【朗読】時間の概念を超えてゆく学び〜4月27日 はふりめく〜

講 話:一般社団法人 白川学館代表理事 七沢賢治 要約編集:Parole編集部 文責 大野靖志
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Q.
土日にGコードの第一回目講義がおこなわれた。今回はリアルでの開催はかなわなかったが、甲府の祝殿と受講生をオンラインでつないで実施したことで、リアルタイムで受講者から質問を受けるなど、その場で反応が感じられることも多かった。また「荒魂を発動させることが必要だとわかった」という感想も多く、この状況のなかで自らが主体となって人のためにできることをしていきたい、という人が多い印象で心強く思った。


A.
土曜、日曜の二日間で、Gコードの第一回目講義がおこなわれた。

今回はいつものように会場を使っての実施ができなかったけれども、これも大きな流れのなかで決まったことであるから、状況をありのままに受け止める、ということが大事であると思う。

とはいえ、すでに時代は変わり始めているし、その兆候も見え始めている。

そのような中、今回のGコードでは、これからどのような社会に向かっていくのか、あるいは、どのような社会を私たちは目指すべきであるのか、といった方向性を明確に表すという意味で「真・智・善・喜・美」という五階層を提示させていただいた。

「真・智・善・喜・美」は、西洋哲学の「真善美」とインドのヴェーダ哲学の「真・智・喜」を組み合わせた表現になるが、これは一言でいうと「真理を知って喜ぶ」姿やありよう、といったものを示している。

これまでにも再三申し上げているように、これから本格的な情報化社会に向かってゆくにあたり、「時間の扱い方」というものが非常に重要なテーマになってくる。それはもちろん、単に時間の使い方や効率を問うという意味ではない。そうではなく、時間の概念に縛られることなく「いかに時間というものを超えていけるのか?」といった点に重きが置かれる、ということだ。

そして、時間を超えていくためには、各々の意識を銀河系宇宙、造化三神が生まれたところまで広げてゆき、銀河系の鎮魂・言霊ができるようになるということが大切になってくる。すなわちこれは、今この瞬間に「中今」を感じるということであり、各々がそのような意識状態に入ることができれば、時間の概念から解き放たれ、時間というものから自由になることができるであろう。

今回は、電子祝殿と皆さんをオンラインでつないだかたちで講義をおこなったこともあり、さまざまな発見を得ることができたことは大変嬉しく、また大きな収穫でもあった。

たとえば、言霊と鎮魂はそれぞれにできればよいというのではなく、これからの時代には同時共時にできる方法を皆で体得することが大切であるということ。さらに、受信者と発信者の間でおこなわれる質問と回答についても時間をかけずに、その場で瞬時にやりとりがなされることで、情報がメビウスのように巡り、相互に学びが起こるということも実感することができた。

今回のコロナについては、人工か自然発生かといった議論があちこちでなされているが、それを問うこと自体、不毛なことであるように思われる。というのも、以前にも申し上げたように、今はむしろ「ウイルスから学ぶ」ということのほうが重要であって、ここからよき学びや教訓を得ることができれば、それでよいからである。それはすなわち、人類の意識の大変革が起こる時といってもよく、我々は今そのことの方を問われている、ということを忘れてはならない。

そしてそこからの学びを終えた時、社会は確実に次の段階へと移行するであろう。すでにポストコロナの兆しは見え始めているので、そういった意味では終息の日も遠からず、といったところかもしれない。

いずれにしてもこのような状況なかで、Gコードがおこなわれたことは大変喜ばしいことで、知の時代から情報革命の時代へと本格的に移行するにあたり、新しい時代をつくるための、一つの宣言になったのではないかと思う。

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【七沢賢治プロフィール】
1947年 山梨県甲府市生まれ。早稲田大学卒業。大正大学大学院文学研究科博士課程修了。伝統医療研究、哲学研究、知識の模式化を土台とした情報処理システムの開発者、宗教学研究者。
言語エネルギーのデジタル化による次世代システムの開発に携わる一方、平安中期より幕末まで白川伯王家によって執り行われた宮中祭祀や神祇文化継承のための研究機関である一般社団法人白川学館を再建。現在、同学館代表理事、株式会社ラボラトリオ 代表取締役などを務めている。
『なぜ、日本人はうまくいくのか? 日本語と日本文化に内在された知識模式化技術』(文芸社)、『神道から観たヘブライ研究三部書』(小笠原孝次著/七沢賢治監修)、『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次・七沢賢治共著)など、監修書・著書多数。
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