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意識をはかる

執筆:ラボラトリオ研究員 きむら真


七沢研究所とご縁をいただき、10年が経ちました。

当初、人類の意識進化に貢献するという意図から製造された製品『QES(クイント・エッセンス・システム)』という機器にふれ、これがどのような変化を生物にもたらすのかという観点から実験を始めました。

テクノロジーが人にどのような影響を与えるのか、そして、そのより良い活用法を知ることはとても重要です。
測定系を持つ科学という視点から、『ロゴストロンテクノロジー』がもたらす影響に個人的に興味がありました。

以来、
neten社(七沢研究所が前身)の新規開発やより良い商品の利用方法の開発につながると考え、製造する人々、使用する人々の両方と協力して調査を続けております。

2019年には、
多くの方が手に取り、好ましい状況変化を感じている『Nigi』という製品について、心電図測定結果から自律神経を数値化する調査をおこないました。


1.目的
Nigiは『ロゴストロン』という装置のひとつである。

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デジタル時代に生きる我々現代人は日々、爆発的に増加をつづける情報にさらされている。

情報には、それ本体のみならず、付随する記憶や思い出、感情などが伴っている。したがって、情報を受け取る者は、その情報に付随する情報も一緒に受け取っていると考えられる。

そうして、受け手が取り入れる意思がない情報までもが、知らず知らずのうちに意識に刻まれ、無意識的に日常生活における判断に影響している場合がある。

Nigiはロゴストロン技術に基づき、そのような不要な情報を無力化することにより、現代人が本来の生き方を取り戻すためのツールとして活用されている。

2.実験方法
被験者56名(neten製品に関する情報を持たない28名と情報を持つ28名)にご協力いただき、以下のプロセスでクレペリン検査を実施し、並行して心電図を計測した。

本実験では、0〜9の数字が1行にランダムに47個、13列程度並んだ数列の計算シートを用いた。

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被験者は合図によって左右に隣り合う一桁の数字の足し算を行の左端から開始し、20 秒または30秒ごとに与えられる合図で、次の行の左端から再び足し算をおこなうという作業を3分間おこなった。

この作業の後、3分〜5分の休息を取り、再び新たな行から計算をするという繰り返し作業を実施した。

検査の実施中に電源をオンにした状態と休息中にオフにした状態で、利き手と反対の手にNigiを握らせ、実施できた演算数と心電図を比較した。


3.結果
(1)計算能力の変化 28名の平均値において、1回目にNigiをオンにした状態では、16.4%の上昇率が見られ た。

2回目にNigiをオンにした状態では、4.7%の上昇率が見られた。1回目と2回目を平均 値すると、10.6%の上昇率が見られた。

(2)自律神経系の変化 心電図は、LF値、HF値、およびLF/HF値の分析を実施した。一般的に、HFの上昇と LF/HFの低下は副交感神経優位の傾向を示す。

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※LF
Low frequency fluctuation (0.004〜0.15Hz周波数帯パワースペクトル)の略で、交感神経と副交感神経活性度の指標となる。
※HF
High frequency fluctuation (0.15〜0.4Hzの周波帯のパワースペクトル)の略で、副交感神経(迷走神経)の影響を受けることが報告されている。
※LF/HF
(低周波)とHF(高周波)のパワーの比の値であり、交感神経と副交感神経の全体のバランスを意味する。一般的にこの数値が高いと交感神経優位(緊張状態)、低い場合は副交感神経優位(リラックス状態)であることからストレス指標として用いられる。


4.考察

neten情報を持たないグループ、また、全被験者において、HF値の上昇とLF/HF値の下降が見られた。これは副交感神経優位の状態である。


5.今後の課題

Nigiをはじめとするロゴストロンテクノロジーが人に与える影響を評価していくうえで、人間の能力、作業効率測定などをより多角的に調査をしていくことが求められる。

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【きむら真(生命科学博士)プロフィール】

鳥取大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。
理化学研究所、長寿医療研究センター、ロズウェルパークがん研究所研究員。

日本大学医学部助教を経て、細胞、遺伝子検査、自律神経系、心理調査測定からエビデンス・科学データ解析結果を提供し、健康・心・意識をよりよくするサポートを提供する、サイエンスコンサルタント。

DNA研究~意識科学研究を日常生活や企業活動に実践することで、一人一人の能力を発揮できるストレスフリー、制限フリーな個人、組織づくりをお手伝いをしています。


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