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ゆらぎ、たおやかな社会 第二章 「 生 」

執筆:ラボラトリオ研究員  杉山 彰


ゆるぎのない心の中から生まれた言葉は、
真心がこもります。〈間の心〉がこもります。気持ちがこもります。

真心があれば、
言葉は人と人との間を埋めていく間心(まごころ)になります。

ただし、その言葉は、ただ間を埋めるだけの〈間の心〉でしかありません。

気持ちがあれば、言葉は人と人との心を結びつけていくようになります。

ただし、その言葉は、結びつけるだけの〈結の心〉でしかありません。

一人の人間が発した一つの言葉が小さな波紋を起こし、
そして、その波紋が大きく広がり、やがて一つの輪となって繋がっていく。

その輪を、活かしていくのも、活かしていかなくするのも、人間です。

言葉は、その人間がもつ、心の活きる力と、体のやりとげていく力を、
糸のようなもので、あるときは糾い、あるときは織りなしているだけです。

すべては、人間が、自らが、目的をもち、手段を決め、問題を造り、
そして解決し、次の目的を見つけていくしかありません。

決して、手段を決めることを楽しんではいけません。

目的をたくさん造ることもしてはいけません。

目的は、いつも一つです。しかし、その目的には、
いつも、もう一つの目的が隠されていることを忘れてはいけません。

新たな問題をつくることを目的とする目的です。

この目的は、目的が目的とならないようにするための問題となります。

問題と問題が掛け合わされるところに、次の問題が、生まれてくるのです。

問題に問題が足されるところからは、次の問題は決して生まれないのです。

問題に問題が足されるところからは、
次の、新しい目的が生まれてくるのです。

しかし手段は、一つの問題からでも、必ず生まれてきます。

それは、誰が正しくて、誰が正しくないか、の決着をつける、
果てしのない争いのみを目的とする問題です。

← 第一章 「 気 」はこちら

第三章 「 天 」はこちら →

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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】

◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎〈作成論文&レポート〉
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎〈開発システム〉
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としての
  カナ漢字置換装置・JCN〈愛(ai)〉
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎〈出願特許〉
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎〈取得特許〉
 「TAO時計装置」(米国特許)、

 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等

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