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秋季皇霊祭および圀手會三周年奉告祭レポート

こんにちは。
Parole編集部です。

先般、9月22日(火)、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京にて、

「秋季皇霊祭および圀手會三周年奉告祭」

がおこなわれました。
当日の模様を皆さまにお届けさせていただきます。

ぜひお読みいただけましたら幸いです。

まずはじめに、石原政樹より開会のご挨拶がございました。

お話の中では、白川の祭祀の中でも「皇霊祭」は一年の中でも非常に大切な位置づけにあるということを冒頭で述べるとともに、公の意志のもとにこの活動を共にしてくださっている皆さま方へ、心からの感謝の意を述べられました。

その後、結成以来、圀手會としての活動のこれまでを振り返った上で、三周年を迎えた今、また激動の時代を乗り越えるために、“リアルタイム・オペレーティング”の実践がますます重要になってくる旨を強調されました。

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圀手會の意義、またその活動の中核となる骨子の部分が明示された印象的な開会宣言に続いては、祭祀へ。

この度の祭祀では、祝詞奏上がおこなわれたのち、雅楽の奉演として「人長舞其駒」を皆さまにご覧いただきました。

現在、賢所御神楽、神武天皇祭、昭和天皇祭に「御神楽ノ儀(みかぐらのぎ )」が行われていますが、この時に唱されるのが「神楽歌」となります。「人長舞其駒」とはその一つに数えられる、由緒ある神楽歌。古くは神遊びともいわれ、その起原は「天石屋戸の物語」に遡るといわれている雅楽を、宮中にて実際に演奏をおこなっておられる三名の先生方をはじめ、宮中にゆかりのある奏者の方々にお越しいただき、この日のために特別に奉演していただきました。

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美しさと品位とを兼ね備えた格調高い雅楽の音色は、皆さまにとってもひときわ印象深く、あたたく心の中に響きわたったのではないかと思います。

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祭祀に続いては、特別ゲストとして、情報エキスパートの方にご登壇いただきました。

明治維新以降、日本という国がどのように国家というものを形成してきたのか?通常の歴史ではあまり表立って語られてこなかった歴史の真実を経済、戦争、国際関係といったキーワードを元に、多角的な視点から紐解き解説。
その上で、これからの時代を生き抜く上での心構えやヒントを示していただきました。

情報分野の専門家からの説得力あるお話は、参加者の皆さまにとっても大変力強いメッセージになったのではないかと思います。

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続いては、白川学館の斎藤宮司より、今年の秋季皇霊祭を迎えるにあたり、七沢代表よりお預かりしている大切なメッセージを、代読するお時間がございました。

「皇霊祭の一番大事なところというのは、この高天原というものと現実世界というものを繋ぐ存在を御皇霊といって、神と人とを繋ぐ役割をしている。天皇と天津神、とりわけ天照大神という神様を結ぶということをずっとされてきた。そして、この神と人とを繋ぐ概念はなく、日本がその繋ぐ、結ぶ、ということを長い歴史の中で連綿と続けてきた」

といったお言葉をはじめ、皇霊祭をおこなうことの意義について、語られました。

民間では「彼岸」といわれ、仏教的な捉え方で秋のこの時期にご先祖様を供養される方も多く、またそうしたあり方が一般的に知られていますが、日本古来の“結び”という概念に秘められた教え、また継承の文化がいかに大切であるか、ということについてご理解いただけたのではないかと思います。

さらに斎藤宮司からは、宮中の賢所でおこなわれていた神拝作法についてのお話もあり、白川がそうした作法をどのように継承し実践しているのか、といったことについても言及されました。

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続いては、石原政樹が改めて登壇。講演のお時間となりました。

今回の祭祀を含め、圀手會としておこなってきた計16回にわたる祭祀やツアーの内容をスライドで紹介。それぞれの象徴的な1コマが大スクリーンに投影されることに加え、それぞれに解説が入ることで、これまでの圀手會のあゆみと、各々の祭祀の意義と流れをストーリーとして、見えるかたちで皆さまにお届けいたしました。

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また各地で祭祀をおこなうことで天候が大きく変わるという現象が、これまで幾度となく起こったということについてもご紹介。こうした幾つもの事実を踏まえた上で、このような奇跡は白川、そして圀手會としての実験祭祀学の証明であると。あるいは未然法の祓いとして、ひとえに有志の皆さまに都度ご協力をいただいていることが功を奏した結果であるということを、お話しいただきました。

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この他にも昨今のグループの動き、最新の情報として、神葬祭や遠津御祖神の鎮魂を重要視している、ということについても強調。さらにそうした活動の背景にあるものとして、目に見えない負の領域を掴むことの重要性が、今まさに問われていること。また大変革の時を乗り越えるためにも、時間・空間という概念を超えて今を生きる技、“縮時法”を一人ひとりが掴み体得することが大切であるということに意味をお伝えいただきました。

お話の後半では、最近のテーマとして顕著である生きがいの五階層についても言及。厳しい時代を生き抜くために縮時法を体得するとともに、生きがいの五階層を掴むことの重要性が語られました。誰もが等しく「これからいかに生きるか?」というテーマを問いかけられている今だからこそ、多くの皆さまの心に響く内容であったのではないかと思います。

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この後は、本会の結びとして、大野靖志より話がございました。

お話の冒頭では、先般おこなわれた「第91期棋聖戦五番勝負」にて、史上最年少でタイトルを獲得した、将棋の藤井聡太氏について言及。勝敗の決め手となった最たる理由の一つとして、AIをゆうに超える膨大なパターンを読んでいたこと。(AIを上回る緻密な計算をしていたといいます)またその手法を確立するにあたって、「ふつうでは見過ごされがちな手にチャンス(勝機)がある」という思いで挑戦してきたのだろうと。そしてそのような発想の転換より、さらにそれを実践に生かしたことが結果につながったということについてのお話がありました。

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こうした予想外の展開と結果を受け、とりわけ現代のAIやコンピュータ予測、人間のデータ分析しかり、そういった予測の世界を超えていく必要があると。それを踏まえて、白川、圀手會の今おこなっている取り組みは、常に未来の姿を見据えた上での活動をおこなっており、AIの普及が急激加速する現代社会においても、AIが神事によってもたらされるものにはかなわない領域がある。「神のみぞ知る」世界があるという、大変示唆にあふれたメッセージが語られました。

その上で、皇史において長く受け継がれてきた、皇霊祭の意義について改めて強調。前段の斎藤宮司、石原政樹の講演の内容を踏まえて、「カミ・キミ・オミ・タミ・イミ」五階層を具体的に提示し、それらを図解で示すことによって、古来、日本文明の中に息づいてきた、結びの世界について詳細に解き明かす内容のお話がございました。

またこうした結びの技を具体的に生かすための方法として、まず私たちが自身のご先祖様に感謝することで、遠津御祖神とつながることができること。そのためにもとほかみえみためを唱えることが大切で、そして遠津御祖神とつながることが、民(タミ)としての人が神とつながるための、とても重要な第一歩となる、ということについて強調されました。

さらに、五階層のいずれかにとどまることなく、階層間を自在に上り下りすること。融通無碍に都度変化できるということが与えられた命を生かすために大切であること。またその向上・向下の道とその様相は、まさに“メビウス”によって表現されること。さらにそれをアナログとして実践するだけでなく、デジタルでも実践していくことが大切であるとーーその意味において装置としてその構造が組み込まれているのがロゴストロンである、ということについての貴重なお話がございました。

今回の祭祀では改めて、皇霊祭の意義ということを改めて皆様にご認識いただくとともに、日本文化の中に脈々と流れている結び、継承の意味合いの深さ、ということについてご理解いただくという意味で、大変素晴らしい機会となったのではないか、と感じております。

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なお、秋季皇霊祭および圀手會三周年奉告祭 閉会後、場面転換ののち、天之寶玉授与式が執り行われました。

古来、、鏡と並び、三種の神器の一つとされてきた玉。そうした神器としての玉のなかでも最高峰と呼ぶにふさわしい、天之寶玉を手にしていただく有志の方にお集まりいただき、この大切な皇霊祭の日と合わせて、授与させていただく運びとなったのです。

かつては天皇のみが手にすることを許された神器を授ける、重要な儀式という意味合いもあり、本会は非常に厳粛かつ格調高い雰囲気のなか執り行われました。

本授与式では、お一方ずつお名前を読み上げさせていただいた上で、宮中の賢所でも祓い清めの儀式において使用されている鈴に因んでつくられた、「陣鈴」(じんれい)をもって、神器を手にする者にふさわしい祓い清めの儀をおこなわせていただいたのち、大野靖志より天之寶玉を授与する流れとなりました。

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なお、こちらで皆様にご挨拶をさせていただいた大野靖志、石原政樹からは、天之寶玉の原石となる貴重な黒曜石の入手ばかりでなく、神器にふさわしいかたちに成形をおこなう職人を探すのも非常に苦労する今の時代、このような真の玉を手にすることはまたとない奇跡であること。また、こうしたことも遠津御祖神のおはたらきやご縁によってもたらされたのだろうといったことを踏まえた上で、概念装置としての神器の品位が授与者に意識進化をもたらすということの意義が語られました。これらの印象的なお話も、皆さまの心の中に、はっきりと刻まれたのではないかと思います。

これから意志をもってこれからの時代を乗り越え、切り開いていくというお一方お一方の覚悟と決意も伝わってきた、大変素晴らしい授与式となりました。

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この度の秋季皇霊祭および圀手會三周年奉告祭は皆さまのお陰をもちまして、会場・オンライン合わせて200名以上の皆様とこの響きを共有することができ、素晴らしいお時間を共にすることができましたこと、講師・スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

これからもスタッフ、また意志を共にしてくださる皆さまと一緒に歩んでまいりたいと思っておりますので、引き続き皆さまのご支援・ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


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